こんにちは。仙水忍です。
幽助の右靴
引用 幽☆遊☆白書 16巻
作中では人間界最強に君臨しています。
今回はコイツを細かくしていこうかと。
ちょっと長くなりますが
君ならシンプルに15分で読めるだろう
ネタバレご注意！
元々は霊界探偵者
生まれた時から霊力のポテンシャルが高く
幼少期時代から妖怪どもに
命を狙われる生活を送ります。
正義感の強かった仙水は極端に
自分は選ばれた戦士であり
妖怪は人間にとって害でしかない
妖怪の存在自体が全て悪！！
俺がボコボコの
ベッコベコにして無に返す！
そんな毎日でした。
しかし、絶対正義の仙水を
人間不信にしてしまう事件が起こります。
事件内容と全貌
昔、コエンマが仙水に与えた指令が
今回の幽助と同じ
魔界に通じたトンネルを塞ぐこと。
穴もそこまで大きくなく
雑魚妖怪を召喚するくらいの
小さな円でした。
そこには密売組織のB・B・Cが
関わっており、召喚された妖怪は
高額で取引されていました。
その組織の先頭を
走っていたのが左京です。
のちに、巨大な取引が始まる情報を
キャッチしたコエンマは
組織の連中を一網打尽にするべく
仙水を樹と一緒に現場に向かわせます。
当時の左京は戸愚呂兄弟みたいな
強い妖怪を雇っていなかったため
余裕で突破し幹部どもを
あと少しの所まで追い詰めました。
しかしその途中で仙水は見ちゃいました。
アゴが外れるくらいの衝撃でした。
なんなら外れてました。
そこには人間どもが召喚した妖怪たちを
もてあそび虐殺していました。
その光景に直面した仙水は
今まで成敗してきた妖怪たちよりも
目の前にいる欲望に渦巻いた
人間の方が醜く見えてしまい
失望して精神が崩壊した挙げ句
そこにいた人間を皆殺しにします。
暗黒天使が生まれた日
引用 幽☆遊☆白書 14巻
人間は生きる価値があるのか？
守るほどの価値なのだろうか？
仙水は人間の存在に疑問を持ち
事件からまもなく『黒の章』という
ビデオテープを霊界からパクって
10年ほど失踪します。
この頃はVHS
引用 幽☆遊☆白書 14巻
実は多重人格
人間不信になった事件から
ショックを受けた仙水は
目的を失いつつも、戦いながら
別人格を７人作り上げてしまいます。
| お名前 | 担当箇所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 忍 | 主人格 | 滅多に出てこない。サボりがち |
| ミノル | おしゃべりクソ野郎 | プライドが高い上に理屈屋 |
| カズヤ | コエダメ担当 | トドメの殺人狂。気硬銃を使える |
| ジョージ | 武器とか提供 | 刃霧の拳銃はジョージ経由 |
| ヒトシ | 生き物係 | 頭だけの戸愚呂兄に水槽をご用意。 |
| マコト | 家政夫 | 掃除、洗濯とか担当 |
| ナル | 女性 | 泣き虫。樹の前にしか出てこない |
それぞれの人格について
ミノル
人格の中では一番活躍していて
なかなか理屈屋で知略的です。
幽助を分析し、戦いながら
俺に勝てない理由１〜３を説明しながらと
まぁとにかくしゃべります。
| 理由 | 内訳 | 幽助が取った対策 | |
|---|---|---|---|
| その１ | なんとなく攻撃が読める | 泳ぐ | |
| その２ | 多角的な攻撃に弱い | 避けきれないから突っ込む | |
| その３ | 最大霊力値の差 | 無視 | |
その１
小さい頃からあらゆる妖怪を
ボコしてきた仙水は戦いのカンが働き
無意識に致命傷を避けるようです。
幽助は理由その１を潰すのに
突然、水場に飛び込んで泳ぎ出します。
つっこむ桑ちゃんと飛影
引用 幽☆遊☆白書 16巻
仙水は体力を回復するための
茶番だと思い込んでいました。
幽助は泳いでいる最中に
自分のTシャツを破り
殴りかかると見せかけて
シャツを仙水の腕に絡めて動きを封じ
ボコボコにします。
その２
仙水の裂蹴紫炎弾の球数が多すぎて
タイマンでの戦闘が多かった幽助は
慣れない四方八方の攻撃に苦戦します。
ただ、幽助にとって
裂蹴紫炎弾の一個一個の
攻撃力はそこまで高くなかったため
突っ込んで、くらいながら間合いに入り
技を出すスキを与えず追い込みました。
その３
仙水の最大霊力値の容量が
幽助の約10倍です。
おそらく裂蹴紫炎弾を
50回近くは繰り出せます。
これに関して幽助はなんとも思ってなく
理由を３、２、１、の
順に潰していきます。
カズヤ
幽助がミノルをボコボコにしてる最中に
カズヤと入れ替ります。
腕にロックマンみたいな
銃を仕込んでおり、カウンターで
幽助の腹に風穴を開けます。
カズヤは凶暴で口調と顔が輩になる上に
トドメ専門で赤子すら喜んで殺す
ジェイソン野郎です。
不意打ちなのに調子こいて
勝てない理由その４に
自分が出てきたことを付け足します。
と言っても大した描写はなく
ロックバスターに頼り切った強さです。
ミノルよりザコと判断された幽助に
腹を立てて銃口を向けようとするが
あっさり間合いに入られ
腹パン一撃（４発多段HIT）
で沈められます。
そのまま悶絶しながら
主人格の忍と交代します。
ジョージ
武器商人の人格です。
カズヤの気硬銃のメンテナンスをしたり
仲間に武器を提供したりしています。
刃霧のチャカもジョージが提供している。
ワンチャン御手洗のナイフも
ジョージ経由です。（可能性激低）
作中には登場しません。
ヒトシ
戸愚呂兄が水槽にいた時代に
面倒を見ていたのがヒトシです。
戸愚呂兄は水槽に入れなくても
勝手に再生したと思います。
主人格が花も虫も動物も好きなので
（人間は嫌い）
そこから派生したのがヒトシかもです。
作中には登場しません。
マコト
家事担当です。
掃除・洗濯・炊事・などなど。
コンビニに行ってる時の人格は
おそらくマコトです。
作中には登場しません。
ナル
なぜか女性の人格です。
樹の前にしか出てこない人格で
よく悩みを打ち明けて
相談をしていたっぽいです。
内気で純情な感情で三分の一の泣き虫。
作中には登場しません。
俺たち７人で墓を掘るという声
室田が”盗聴”で仙水の心を読んだ時
この声が街中の人々の声を
遮るほどの大音量で聞こえてきます。
（考えが強い人間ほど音がデカい）
人間を皆殺しにして世の中を
墓場で埋めようと目論みます。
この「７人」は
樹や刃霧たちのことではなく
仙水の人格７人のことで
つまりはたった1人の計画でした。
他のメンバーは捨て駒扱いです。
実際に御手洗を利用したり
天沼を犠牲にしています。
樹だけは黙認しているようです。
必殺技とか色々
霊光裂蹴拳
霊力と混ぜて霊光裂蹴拳の完成
引用 幽☆遊☆白書 14巻
裂蹴紅球波
霊光裂蹴拳の派生技で
サッカーボールくらいの霊気の玉を作り
ただ蹴るだけ。
威力はだいたい霊丸と互角くらいです。
ただ幽助は認めてません。
全然納得いかない幽助
引用 幽☆遊☆白書 15巻
裂蹴紫炎弾
裂蹴紅球波から派生の紫炎弾です。
紅球波と違い３〜40近い霊気の球を
一か所に集めています。
蹴った時に分散するので
広範囲の攻撃が可能。
避けても追跡してきます。
聖光気
急に笑い出しいきなり使ってきます。
そこまで面白くはない
引用 幽☆遊☆白書 16巻
黄金の気で霊気とか妖気でもなく
幻海ですら習得できなかった
究極の闘気です。
力が強すぎて人間界では
半分の力も出せません。
飛影の黒龍波をぶつけても
服すら焼けない防御力
さらに空中に浮くことも可能です。
気鋼闘衣
聖光気を具現化した鎧で
防御力がさらに向上します。
蔵馬の白魔装束みたいなもんだと
本人を前にドヤります。
明らかに上位互換じゃねーかと
舌打ちする蔵馬。
飛影の邪王炎殺剣の
刃すら通さない硬さです。
攻撃主体に切り替えも可能。
裂破風陣拳
ただのスクリューアッパーです。
これを食らった蔵馬は
ほぼ瀕死状態になりました。
放つ直前の掛け声は
『ヒュウウウウ』
戦いの果てに
桑原、蔵馬、飛影では
本気を出した仙水には全く敵いません。
いよいよトドメの展開になった時
魔族に転生した幽助が到着します。
S級並みの妖力を身に付けた
幽助との戦いはなかなか壮絶で
慣れてない妖気をコントロール出来てない
幽助の力を差し引いても
仙水の方がやや優勢でした。
しかしここで雷禅が
「あんなポンコツに手こずるな」と
大隔世遺伝を使い
幽助の意識を奪って操ります。
片方裸足なのが最高
引用 幽☆遊☆白書 17巻
覚醒した幽助に人間の仙水では
全く歯が立たず
トドメの霊丸（妖丸）をモロにくらい
あえなく決着がつきます。
とはいえ幽助本人は
この決着にはもちろん
納得はしていません。
なんなら痛み止め打ってでもやり直せと
瀕死の仙水に訴えてます。
後の楽しみにとっておいた霊丸も
雷禅がトドメに使い
美味しいところを
全部持っていかれました。
仙水の目的
本当の目的は魔界で死ぬこと。
実は魔界到着時点で
仙水の寿命が
半月もないことが判明します。
なんでも治せそうな”医者”の神谷ですら
お手上げレベルの病巣で
体内が蝕まれていました。
魔界へのこだわりは
ただ来てみたかった。
自分が守ろうとした人間はクズで
その人間の血が流れているのが
憎くなると考えます。
そんなことなら….↓
引用 幽☆遊☆白書 17巻
戦っている時の幽助は楽しそうで
一瞬だけど初めて楽しく戦えたと。
最後に幽助に礼を言って力尽きます。
次こそ魔族に生まれますように…
これが最後の言葉になります。
そしてホモ野郎の樹が
「死んでも霊界には行きたくない」と
仙水から遺言を預かっており
遺体を魂ごと回収して
亜空間で静かに時を過ごします。
その後どうなったかは誰も知らない。
最後まで見てくれた方！！
お疲れ様でした！
大将
コメント